続く生産量減少
30年前には約3万トンの生産量があったコンブが、2024年度は1万トンを割り込むとの予想です。道は8月に「コンブ生産安定対策会議」を立ち上げました。
丸山はるみ道議のこれまでの取組に関する問いに、北海道は2020年度から「ICT技術」を活用してコンブ漁場の把握や製品化自動システム開発などの実証試験を行ってきたとの答弁です。
丸山はるみ道議は天然に比べ、養殖コンブの生産量が大きく増えている漁場もあることから、養殖コンブへの北海道の支援の必要性を質しました。
道は、養殖技術の改良、漁業者への技術の普及・指導に取り組んできており、今後も地域の意向を把握しながらコンブ養殖への取り組みに支援をしていくと答弁しました。
漁業者が、活用しやすい支援を
丸山はるみ道議は、コンブは食用のみならず、化粧品シャンプーへの活用、環境保全の面でも注目されており、ブルーカーボンクレジットの獲得で養殖の新たな可能性も広がる中、漁業者が活用したいと思える支援の必要を強く求めました。道はクレジットの活用の促進に向けても取り組むと答えました。