物価高に負けない最低賃金引き上げを
6月10日、丸山・真下紀子両道議が北海道労働局を訪れ、最低賃金引き上げに尽力してほしいと要請しました。
要請書を受け取った労働基準部・牧野雅彦賃金室長から、最低賃金はまず、公益代表、労働者代表、使用者代表で構成する、中央最低賃金審議会で引き上げ額の目安が審議され、その後、各地方最低賃金審議会で、その目安を参考しながら地域別に審議を行うことが法律で定められているため、北海道労働局ででき
ることは、あまりないと説明がありました。
賃上げこそが成長戦力のかなめ
道議団からは、非正規労働者は全労働者の約4割、女性労働者に限れば、6割にもなる。家計を支える非正規労働者の割合も増え続けており、最低賃金近傍の賃金で働く非正規労働者は多く、最低賃金の伸び悩みが経済成長を阻害しているといってもいい状況と説明し、かつての「成長無くして賃上げなし」のスローガンは、すっかり鳴りを潜めていると賃上げへの協力を訴えました。
