児童福祉司等の育成と児童虐待防止の取り組み強化求める
4月、道立の児童相談所における児童福祉司の2024年度の時間外勤務が、年間約234時間と、知事部局の約91時間と比べると、長時間に及んでいると報道されました。
丸山議員は、函館児童相談所を視察し、子ども政策調査特別委員会で取り上げました。
児童福祉司配置は、虐待件数に応じた加算で増減
函館児童相談所は、2021年に増築していますが、事務室は手狭です。
内田智能所長の案内で施設内を見学。プレイルームは、マジックミラー越しに児童の様子を観察できます。面接では、答えを誘導しない面接技法が必要で、その研修等に取り組んでいると説明を受けました。

児童福祉司の配置については、虐待相談件数に応じて配置加算があるが、前々年度の件数が算定基準のため、毎年度増減をするといいます。
経験が役に立つ職種だけに職員を育てる環境整備が必要です。

児童福祉司等職員の加算を求める
6月に行われた委員会で丸山道議の質問に対し、道は管轄区域の広さや長距離の移動など、広域性を考慮した基準の改定等を国に求めており、全国児童相談所長会では、虐待を含む全ての相談件数による算定を求めていると答弁しました。
人材育成とメンタルヘルスに道独自の研修を
丸山道議の質問で、道内児童相談所に勤務する児童福祉司の約半数が、勤続3年未満であることが明らかになりました。
道では法定研修のほかに階層別研修や職務別の研修を充実させています。
丸山道議は職員自身のメンタルヘルスにも配慮を求めました。
児童虐待を生まない取り組み強化を
児童相談所の対応状況では、子どもが在宅のまま、保護者に対して指導を行う「助言指導」の割合が最も高くなっていることから、丸山道議はそもそも虐待を起こさせない相談窓口等の充実を求めました。
野澤子ども応援社会推進監は、国が2026年度末までにすべての市町村で整備を目指している、子ども家庭センターの設置を働きかけるなどして、児童虐待の防止と早期対応に取り組むと答弁しました。