4月25日のオープニングセレモニーに丸山道議が来賓として参加
旧日本郵船株式会社小樽支店が、2020年7月から7年あまりの長期にわたる大規模な補修工事を経て、ついに4月25日から公開を再開し「国指定重要文化財旧日本郵船株式会社小樽支店オープニングセレモニー」が行われました。
1904年着工、1906年10月に竣工したこの建物の設計は、工部大学校造家学科( 現・東京大学建築学科) の第一期卒業生・佐立七次郎によるもので、1969年に重要文化財指定を受けました。
竣工直後にポーツマス条約に基づく日本- ロシア間の樺太国境画定会議が2階会議場で行われた、歴史の舞台ともなった場所です。
オープニングセレモニー終了後には、小樽博物館石川館長による解説付きの内覧が行われました。当時を思わせる衣装に着替えて記念撮影や、一階営業室の机や椅子に触れることも可能で、小樽の歴史に思いをはせる格好の場所となりました。
