3年に一度の介護報酬の改定で、訪問介護の基本報酬が4月から引き下げられました。
厚労省は訪問介護の利益率が他の介護サービスより高いと説明していますが、効率的に訪問できる集合住宅併設型や都市部の大手事業所が平均値を引き上げているからです。
高橋純一郎センター長は、「小樽のような地方都市での訪問介護は、訪問先への移動に時間や燃料代がかかる。
ところが介護保険でカバーされないため事業所の工夫で手当てしているのが実態。また、訪問先では一人での対応のため、経験と専門性が要求されるが、その責任に見合った報酬とは到底言えない」と話しました。
家で暮らす高齢者の生活を支える介護保険制度に変える必要があると感じました。