道議会は2月21日から3月19日迄の日程で、第1回定例会が開催されました。丸山はるみ道議は定例会初日の冒頭先議と予算特別委員会で質問に立ちました。
介護職員処遇改善費〜余りに不十分〜
本年6月からの介護報酬改定に先立ち、2月〜5月迄の間、介護職員の賃金引き上げ措置として国が都道府県を通じて補助金交付する介護職員処遇改善事業費は一事業所あたり4ヶ月分17万8千円。1ヶ月あたり4万5千円と余りにも不十分です。
介護職員以外の職員の処遇改善は施設判断に任さルれており、職員間の分断を生みかねません。
丸山道議は昨年度の介護報酬改定は全体で増額されているが、生活に欠かせない訪問介護や生活援助では減額されていること、介護職員の月収が全産業平均より7〜8万安い実態であり、全国で60を超える事業所が倒産したとの報道を示し、人材確保が困難な現場の状況を改善できる処遇改善にはなっておらず、継続的な支援の必要性について質しました。
鈴木知事は、介護サービスを担う人材確保の取組の重要性は認め、国の補助金活用を事業所に周知徹底するとともに、今年度の介護報酬改定では処遇改善加算の取得にあたって助言を行うなど、働きやすい介護職場づくりのための施策を進めると答弁しました。
障がいのある児童生徒のニーズに合わせた機器更新を
丸山道議はGIGAスクール構想での児童生徒への一人一台端末の更新に当たり医療的ケア児などの訪問授業時の機器整備と入出力支援装置の対応で児童生徒のニーズに応じた対応を求めました。
教育長は障がいのある子どもたち一人一人の教育的ニーズに応じたきめ細かな支援や学びの実現に向け、取り組むと答弁しました。