わたしもあなたも大事なひとり
偶然見たチラシに導かれ
11月18日、丸山道議は、とある町内会館に足を運びました。そこで行われたのは「生理のことを知ってみよう」という講座。市内で活動する助産師の澤谷さきこさんが講師です。
丸山道議はこの間、道議会で予期せぬ妊娠出産の相談事業を取り上げる中で、そもそも性教育が不十分だと感じるようになりました。これからは、人体や生殖の仕組みだけでなく、人間関係や性の多様性、ジェンダー平等、幸福など幅広いテーマを含む「包括的性教育」を道内の学校でも取り入れたい、それには何が必要かと模索していました。
和やかで工夫あふれる講座
講座には小学生の女の子がお母さんと参加しているのが目立ちました。生理のしくみ、月経のとき体で何が起きているのかスライドで説明のあとは、ショーツ代わりの紙おむつに実際の生理用ナプキンをつけ、経血に見立てた食紅入りの水を垂らしてみるなど、興味を引く工夫がされ、使用済みのナプキンの捨て方など実践的で小学生にもわかりやすい内容となっていました。
市民の声届ける議会質問で要求実現を果たす
講師の澤谷さんからは「性教育に関心がある議員がいて嬉しい」との感想が寄せられ、丸山道議は「小樽市内にこうした活動をしている方がいると知りなんとも心強い。包括的性教育の意義を住民の間に広げ、道内の学校における包括的性教育の実施を求めていきます」と語りました。