丸山道議は先の第二回定例会一般質問で道警ヤジ排除訴訟について鈴木道知事の姿勢をただしました。
2019年7月の参院選で、安倍晋三首相(当時)の街頭演説に「安倍やめろ」とやじを飛ばした道民が警察官に排除された「道警ヤジ排除訴訟」で札幌高裁は6月22日、女性に55万円を賠償するよう命じた部分は支持し、道の控訴を棄却しました。
高裁判決は「ヤジを飛ばした原告女性について表現の自由や移動・行動の自由、名誉権が侵害された」と断じました。
警察官の行為は違法とした大変重い判決です。
「判決をどう受け止めたのか」と丸山道議の質問に鈴木知事は「道警察において判断・対応してきたもの」と判決内容に全く向き合おうとしない姿勢をあらわにしました。丸山道議は「警察に排除されたのは知事が守るべき道民です。道民が警察により表現の自由を奪われた事に対して知事は何の感情もわかないのですか」と知事を強く批判しました。