丸山道議は8月2日開催の「水産林務特別委員会」で蘭越町における蒸気の噴出による道有林への影響について質問しました。
水産林務部は蘭越町の道有林における地熱調査工事用地で、調査の支障となる樹木伐採の届け出受理、作業用地の造成許可等を行っています。
丸山道議は「7月21日に現地を視察し、遠目からでもかなりの広さで掘削現場の周辺の森林が茶色く変色しているのを確認した」「塩化水素による樹木への影響、ヒ素による根の損傷等樹木の状態確認についてどのようにおこなわれるのか」と質問。宮谷道有林課長が「樹木のモニタリングについてはカメラ搭載のドローンによる上空からの撮影による森林変色を確認。
今後は蒸気噴出の収束まで、事業者によるドローンによる定期的な森林状況撮影にて状況を把握していく」と答弁。
丸山道議は今後の道有林の樹木の補償についての考えについても質しました。
寺田森林環境局長は「蒸気の噴出が収束し、安全確認の後、事業者とともに森林の詳細な現況調査を行い道総研林業試験場等の見解も踏まえ、必要な対応について協議をしていく」と答弁しました。