暮らしと営業を守る対策を早急に
丸山はるみ議員は2023年4月27日、真下紀子議員と共に鈴木直道知事に「物価・エネルギー高騰対策に関する緊急要請」を行いました。
長期化する物価や電気料金高騰などで、道民への影響は計り知れません。共産党道議団は「これまでの対策では全く不十分」と指摘した上でコロナ対策時の融資や生活福祉金貸し付け返済も始まることから「暮しと営業を守る対策を早急に実施すべき」と迫りました。
中小企業支援と共に、働く人の賃上げ急務
丸山議員は、労働者の賃金引き上げと、そのための中小業者支援の必要性を強調。教育費負担の軽減として、給付型奨学金制度の増設や学校給食費の負担軽減・無償化・スキー授業への支援を道として取りくむことを求めました。
緊急要望は生活困窮者、中小企業・事業者、第一次産業への対策の実施と共に、電気料金引き下げを道として北電に求めることなどを盛り込んでいます。とりわけ食料自給率が著しく低い実態をふまえ食料自給率を向上させる農業支援が一刻も早く必要であることも強調した内容となっています。
鈴木知事は「要望を庁内で共有し、道民や事業者の生活や営業環境を丁寧に把握し、地域と連携し、影響の緩和に努める」と答えました。