お盆明けの8月中旬、保健福祉常任委員会で地域医療について視察に出かけました。全行程約900㎞!北海道の広さを実感することにもなりました。
経営改革を実行する 町立中標津病院
羅臼町から根室市にいたる2次医療圏の中核病院です。一般病床173床、分娩も2025年度は128件ありました。
2020年度から経営改革を実行、入院患者数も外来患者数も順調に伸びていますが、コロナ補助金がなくなり、厳しい経営を余儀なくされています。診療報酬など医療制度自体が、地域医療を支えるものになっているのか、疑問を抱かざるを得ませんでした。
医師不足、地域偏在でも 住民を支える広域医療
市立釧路総合病院はドクターヘリの基地病院です。2009年開始、東は根室、北は北見、西は帯広までを運行範囲としています。悪天候では出動できないながら、年間で250件ほど出動しています。
網走市では、遠隔仕様の聴診器や通信用PCを積んだハイエースが、看護師を乗せて患者宅や福祉施設に出向き遠隔診療をする、移動型医療サービスを視察しました。服薬指導もオンラインで行い、薬局から薬が配達されます。病状が安定している患者の通院回数を減らすことで負担軽減を図るということでした。
高齢社会を支える医療体制の構築に、各地で知恵を絞っています。政府がその努力に背を向けることは許されません。


