1952年に札幌で第1回目を開催して以降、原則年1回党派を超えて道内の女性議員が集まって、その時々の課題を取り上げてきました。企画運営は開催地の女性議員が行っています。
人材確保と女性の活躍
人材不足は室蘭市も例外ではありません。経済部産業振興係長・松田奈緒美氏からは、今年(2025年)7月開催の高校1年生から参加できる職場環境見学バスツアーの紹介でした。市内の製造業など、女性にも働きやすい環境整備を進めている企業を紹介。利用した道南バスの女性ドライバーが最後に自社の宣伝をする動画は、市のHPから視聴可能とし、性別を問わず人材と企業をつなぐ事業で女性を応援しています。
女性の社長も講師に
創業以来63年目の株式会社今野鉄工所、現在代表取締役・今野香澄氏は2008年入社、経理の仕事に就きましたが、父、叔父に続き2013年に3代目の代表取締役に就任。製造の現場にも女性をと現在5名の女性社員を雇用しています。多様な人材がいることで視点が変わると、子育て中の悩みにも寄り添い、長く働いてほしいと語る様子が、やさしくも頼もしい印象でした。
市民の声を反映した複合施設
会場となった生涯学習センター〝きらん〞は、市民の声で図書館、キッズパーク、カフェコーナー、音楽スタジオに陶芸の窯も備えていました。



