丸山はるみ道議は6月4日、子ども政策調査特別委員会で、高校・大学生等を対象にライフプランを考える機会を提供するライフデザイン講座について質問しました。
講座受講の拡大求める
北海道は2015年から若者の自立や母子保健、仕事と子育ての両立などをテーマに、出前講座を実施しています。事業開始時、ライフデザイン講座は、高校や大学など20校で延べ808名、2024年度は22校で延べ1,999名が受講しました。今年度は、新社会人も対象に、出前講座28回、セミナー4回、ワークショップ4回の開催を予定しているとしました。
プレコンセプションケアは慎重に
これまでも講座の一部で扱っていたプレコンセプションケア。直訳すると〝ご懐妊前ケア〞です。
丸山道議は、他県が配布した資料には「卵子の老化、35 歳女性もう手遅れ?」など、不適切な表現があり、ネットで批判が広がった事例をあげ、正しい知識を科学的に伝えることを求めました。
「歯止め規定」に阻まれる日本の性教育に人権擁護の視点を
学習指導要領にいわゆる「歯止め規定」があるために、公教育で
は充分な性教育が行われないままです。
適切な選択には正しく充分な知識が必要です。丸山道議はライフデザイン教育がその一助となることを求めました。
